仕舞91cm 全長4’11” 自重9.9g

キャスト重量〜5g

ついに…アンダー10gのロッドが誕生しました。5ft前後のルアーロッドで世界最軽量クラスと言って良いと思います。

しかしただ強度を犠牲にして肉抜きしたとか、使用感が悪いとかの竿ではありません。以前テレスコロッドで15g台を実現した際のノウハウを活かして組んでいます。

ベースのブランクスはG-TEC社の59STディアスローの素管を採用。スローアクションで強度にも優れた、フルチューブラーの最高級ブランクスです。こちらをベースに、本来かなり長めだったグリップを必要最小限にカット。軽量化と慣性モーメント低減を極限まで追い求めています。

リールシートは、フロントがカーボンロービング成形による固定式フードと、リアがカーボンロービング成形によるテネシー式フードになっています。これらは軽量なだけでなく、フラット面が広いため見た目以上にキャストしやすく、掌との接触面積も稼いでいます。リトリーブ時は、画像のような掌に乗せるだけの保持でしっかり安定します。ただ軽いだけの形状ではないのです。剛性も余裕を持って製作しているので、ブランクスの強度と相まって不安なく使えます。

エンドグリップには、テネシーフードの脱落防止を兼ねて極小のコルクを採用。せっかくなので4Aクラスのコルクリングから削り出し、穴埋め無しで取り付けています。こちらは過去にフォロワーさんが組んでいた竿のオマージュ(パクり)です(^_^;)

ガイドセッティングはオーソドックスなAT16〜KT3のアジング王道セッティングですが、リールがブランクスにほぼ直接マウントされているので、一般的なセッティングよりブランクスに近い位置をラインが抜けます。うまくセッティングすれば飛距離やパワー向上が期待できますのでそれを狙いました。いたずらにフットを短縮はしていません。ただしトップのフットのみカット加工を入れ、エポキシコーティングは最小限に留めています。

さすがにバランスは悪いのでは?と思われるかもしれませんが、ここまで軽いとロッドバランスはほぼ関係なく、単純にリール本体のバランスでほぼ決まってしまいます。上の画像の通り、軽量リールを組み合わせても理想的な位置にバランスされます。

この竿は、本当の意味での「軽さは正義」を体験して頂くために製作しました。実は振動伝達感度については、ある程度の質量を与えつつ、グリップの接触面積を増やしたほうがよく伝わります。しかし軽いというだけでそれなりの振動検知はできますし、荷重変化感度についてはこの軽さゆえの世界観があります。ぜひ体験してみてほしいです。

¥40,000税込 修理対応可、ただしブランクス入手に時間がかかります。

なおリールシートが特殊ですが、シマノ・ダイワ・アブの小型番手は適合確認済です。

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