まもなく2025年が終わります。今年も体調が安定せず、なかなかオーダー品の製作が進まない1年でした。ですが気合を入れるため釣りフェス出展も決めて、可能な限りロッドビルディングと発信を続けたので、とても充実した1年でした。機材も増えて、できる作業も少しずつ増えております。

製作した主な竿をご紹介して、今年の締めくくりとします。


個別記事一覧

すでに個別で記事にした竿はこちらにリンクを。








ワールドシャウラ1753R-5 延長ピース

最長で1953R-7にできる延長ピースです。大変お待たせしてしまいました…。何度か作ったことがある仕様ですが、数年分のビルドノウハウで品質は上がっています。

バットの追加ピースは50tカーボンを使ったG-TEC製ブランクスの一部を使用。重量増とアクション破綻が極力少なくなるよう吟味した結果です。

グリップの延長ピースは、エンドキャップに拘りがあります。キャップを両モードで共用できるようにしたことで、紛失リスクを抑えています。このテのギミックは実用性が置き去りになりがちですが、オーダー内容の範囲内でできるだけ実戦的に仕上げようとしました。

7’9″ジャイアントベイトロッド

ジャイアントベイト用で、デザイン完全指定のオーダーでした。ブランクスは粘り強く軽量なNFC製のデッドストックをカットして使用しました。オリジナルのO.R.G.S.スパイラルガイドシステムを採用し、バランサーレスの高比重グリップを与えたことで、抜群の使用感を表現できたと思います。またスレッドコーティングは依頼主様がなさるということで、極力解けにくいよう巻いて、ノンコートでお渡ししました。最後にご自身で魂を吹き込んで頂き、ご自身の竿で良い釣りをしてほしいです。

コルトスナイパーエクスチューンS98XXHパックロッド化

仕舞寸62cmのパック化施工です。私史上最強のベース竿でした。

3枚目の画像は、グリップ部に使った印籠芯です。何本もの芯を多層化して応力を逃がしつつ必要な剛性を出す設計です。最終的には4枚目の画像のように、合計16本もの印籠芯を組み合わせて完成です。一つ一つすり合わせなので作業は大変でしたが、逆にメーカーでは中々できない印籠設計です。フルベンドに耐えて、震えるような魚を獲って下さい!

その他、清澄白河釣具さんのロッドなど、例年よりもたくさんの竿を組んだ1年になりました。

釣りフェス販売品

この他にも、釣りフェス限定販売品の製作を進めていました。それらはまた別のブログにて…。

新規オーダーについて

2026年以降、新規オーダーについては「原則リピーターさん・仲良しさん・修理対応・その他開発案件のみ」とさせて頂きます。既存オーダーもまだ追いついていないこと、ブランクス開発に集中したいこと、バランスを保って長く続けていきたいこと、が主な理由です。

私はロッドビルディング以外の本業で生計を立てています。ですが本業ではないからこそ、逆に様々なことに取り組めている面もあります。ともすると時間を忘れて没頭してしまいがちですが、本業や家族を大切にしながら、そこからのフィードバックも得て竿に向き合うのが今の自分の生き方です。ワークライフバランスを保って、いつまでも竿作りを楽しみたいと願っており、何卒ご容赦を頂ければ幸いです。

製作本数自体は、むしろ従前より増えていきます。BASEショップやオークションへの出品も増やしていきますので、「こんな竿がほしい!」というお声は是非SNS等でお聞かせ下さい!

ありがとうございました!

とても充実した1年でした。今年一年、このような稚拙なブログやSNSをご覧頂いた皆様に感謝申し上げますとともに、新年のご多幸をお祈り申し上げます。来年もよろしくお願い致します!

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